これまで3000人以上の男女の相談に乗ってきた、恋愛・婚活アドバイザーの菊乃です。髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”から脱出した経験を活かし、多くの方々の「もったいない」をご指摘してきました。


LINEで減点されてしまう婚活男女は多い

婚活をしていると、相手とのやり取りはLINEがメインになります。スタンプをつければいいのか、返信が遅いのは脈ナシなのか、どんなLINEがよいか悩む人は増えています。

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LINEは好かれようと頑張る必要はないのですが、LINEで嫌われる男女は非常に多いです。“たかがLINE”で減点されないように気を付けて欲しいものです。

結婚相談所で婚活中の翔太さん(仮名・38歳/インフラ企業勤務)は年収1000万円超で高学歴のいわゆるハイスぺ男性です。条件がよいためいろんな女性に会えるのですが、会ってから距離が縮まりません。

結婚相談所にお断りの理由を聞いても「価値観の不一致」「仕事が忙しそう」という漠然とした理由だと伝えられ、具体的な改善点が見当たりません。

そこでご相談にやってきました。

相談予約のメッセージも返信が早く、予約時点で仕事ができる人なんだろうなという印象を持ちました。

朝5~6時台のLINEで引かれたハイスぺ男性

翔太さんに相手の女性とのLINE履歴を見せてもらいました。すると、朝6時台や5時台に送っている時があったのです。

菊乃「これだと、生活時間が合わないって感じて断る女性もいると思いますよ」

翔太さん「いや、結婚したら合わせますよ。嫌なら言ってくれたらいいのに。別にテキストメッセージなんだからどの時間に送っても問題ないでしょう」

菊乃「いろんな人と比較検討するので、違うなと思えば他の人にいきますよ。
結婚したら合わせますと言っても、本当に合わせてくれそうかどうかも女性は見ているんです。

翔太さんは、仕事が忙しそう、という理由で断られたことがありましたよね。翔太さんが会っている女性はみんな年収は500万円以上でキャリアがある方ばかりです。

こういう女性だと、結婚後も働くつもりでいるので、家事育児を協力してやれるかどうかも見ているんです。男性の仕事が忙しそうということは、子どもが生まれたら育児・家事がワンオペになりそう、と感じるキャリア女性も多いのです。

家事育児に参加する姿勢を示すためにも、LINEを送る時間は配慮しましょう」

LINEのマナー違反で結婚できない……ハイスぺ男性が女性達に送っていた仰天LINE
早朝 寝起き
知り合ったばかりの相手にLINEを送る場合、朝は8~9時台、昼は11~13時台、夜は18~22時ぐらいまでを目安にしてほしいです。

昨今では、同僚や部下への仕事チャットでも、緊急の時を除いて、早朝や深夜に送るのはNGとされています。ましてや婚活では、“相手の都合を考えない人”と思われるのは損です。

毎回“1分以内に即レス”も、ちょっと怖い

また、翔太さんは女性からのメッセージに、ほぼ1分以内に返信しています。時には即レスもいいですが、毎回あまりもに早いのは……。

菊乃「男性だと返信が早い女性ってポジティブな印象しか持たないケースが多いのですが、女性はすぐ既読がつくと監視されているようで怖いとか感じる人もいるんですよ。毎回即レスだと急かされていると感じるケースもありますし、既読はせめて3分ぐらい待ってからつけるようにした方がいいです」

翔太さん「え、そうなんですか。気をつけます」

私への相談の後、翔太さんはプロフィールにも、会社で育休取得できることや、一人暮らしで家事は一通りやること、結婚後は育児に参加するつもり、といったことを盛り込みました。


しばらくして翔太さんから結婚の報告をもらいました。仕事ができる人は改善も早いです。

「こんにち“わ”」の一言に「常識ないのかな…?」

婚活中の真由美さん(仮名・32歳)は、知り合った相手とのLINEでモヤっとすることが多いそうです。会った時は話しやすいと思って次のデートの約束をしても、LINEでやりとりするうちに会うのが億劫になってしまうとか。

LINEのマナー違反で結婚できない……ハイスぺ男性が女性達に送っていた仰天LINE
スマホを見てがっかりする女性
真由美さん「例えば、LINEで『こんにちわ』ってメッセージがくると、なんか、社会人なのに常識がなさそうって感じてしまいます。正しくは『こんにちは』だって知らないのかな……とか思って、だんだん会いたくなくなってくる」

菊乃「気持ちは分かります。でも、今って手紙を書く習慣もほぼないですし、ここで常識を測っても仕方がないんじゃないでしょうか。大手企業勤務でも『こんにちわ』って書いちゃう方もいますよ。これを書くシーンってほぼないので、間違いでも気が付きにくいかもしれませんね」

真由美さん「それもそうですね。なんか欠点が見えるとそこばかり気になってしまって」

減点思考もほどほどに……

真由美さんが特別なわけではありません。

私の経験上、女性は何回か会って徐々に好きになっていくパターンが多く、2回目デートも「よくわからないからもう一回会ってみようかな」ぐらいの温度感です。

2~3回会った程度の距離感は相手のことを「好き」とは思っていないので、減点要素があれば嫌になるでしょう。ただ、嫌な相手をどんどん断っていけば、誰もいなくなって年齢だけが上がっていく場合もあります。


菊乃「伝えたら改善してくれるかもしれないし、結婚後の幸せに関係なさそうなところは気になっても断らないようにしましょう」
真由美さん「そうですね。『こんにちわ』は気にしないことにします。

Wordで「こんにちわ」と入れると、勝手に「こんにちは」に変換されてしまいますよね。そのうち、LINEもAIが勝手に修正するようになるんじゃないでしょうか。ただ、そんな未来になれば、今よりもっと文章が苦手な人が増えそうですが。

<文/菊乃>

【菊乃】
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
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