かつて窪塚洋介の金髪はカリスマ的な人気を誇っていた。2000年放送のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)で、窪塚が発散した圧倒的熱量。
そして金髪とタンクトップ……。

 2026年3月4日、ドイツのファッションブランド「BOSS」のプレスイベントが行われ、窪塚洋介の長男・窪塚愛流が登場した。息子のヘアースタイルも金髪だったことから、父を彷彿とさせると話題になった。

 それはいったい、どんな金髪だったのか? “イケメン研究家”加賀谷健が解説する。

父・窪塚洋介を彷彿させる金髪とは?

 2026年もWBC(ワールドベースボールクラシック)が開幕しようとする中、ドイツのファッションブランド「BOSS」の「“BOSS SELECTED BY SHOHEI OHTANI” Press Preview」(3月4日)に注目が集まった。同ブランドのアンバサダーが、ロサンゼルス・ドジャース所属の日本人スター選手である大谷翔平だからだ。

「BOSS SELECTED BY SHOHEI OHTANI」は機能性を重視したコレクション。スーツスタイルに慣れていない人の身体にも、おそらくスッと馴染むのだろう。普段から上着がジャケットであるものの、ジーンズなどと合わせることが多いという窪塚愛流も着心地を体感した一人。

 プレスイベントに参加した彼は、トーク冒頭でスーツスタイルへの愛着を示していた。その日のヘアースタイルだった金髪ともよく馴染んでいた。このヘアースタイル、窪塚愛流の父・窪塚洋介の金髪を彷彿させるとネットニュースで話題だったのだが、いったい、どの金髪を指しているのだろう?

約20年ぶりにキングの金髪が復刻

 2023年、ホットペッパービューティーのウェブCMに窪塚洋介が出演した。「男も使えるって聞いて予約したんだけど」と言って美容室に来店した彼は短髪。それがツイストパーマの金髪ヘアーに様変わりするというギミックだった。
しかも服装まで変わる。

 金髪と白のタンクトップ。この組み合わせを見て、平成初期のドラマをリアルタイムで見ていた視聴者はビビッとくる。通称キングと呼ばれた強烈キャラを窪塚洋介が奔放なスタイルと熱量で演じた、『池袋ウエストゲートパーク』だ。

 約20年ぶりにキングの金髪が復刻したことで、窪塚洋介世代の視聴者は沸いたのだが、翻って息子である窪塚愛流の金髪はどうだろう。確かに広く金髪ということでは同じだが、スタイルは全然違う(タンクトップでもない)。彷彿という表現は適当過ぎないか。それに窪塚愛流自身、特に父が昔演じたドラマのキャラクターの髪型を真似たわけでもないだろうに……。

『アナザースカイ』出演回で吐露した言葉

「父親は“カリスマ”俳優」22歳俳優が金髪にしただけでネット...の画像はこちら >>
 何でもかんでも父の話題に繋げるライトな語り方があってもいいのだが、せっかく登壇した本人の声にもっと耳を傾けるべきではないか?『アナザースカイ』(日本テレビ系、2025年5月3日放送)出演回で、窪塚愛流はこんなことを話していた。

「僕を通して父親を見てる人がすごく多かったんですよね昔から」。単に金髪というだけで、話題を父・窪塚洋介に繋げる視点は、まさに「僕を通して父親を見てる」からだ。その上でこんなことも言っていた。
「息子、二世 それは僕も重々承知だし、嬉しいのもあるんですよ」。

 カメラの前で窪塚愛流が吐露した言葉。プレスイベントでもしっかりマイクを握り、緊張しながら「一日一日が人生」といったフレーズを紡いでいた。14歳で俳優デビューした彼は、一つ一つの役にもひたむきに取り組んでいる。

 塩田明彦監督作『麻希のいる世界』(2022年)で演じた高校生役は、窪塚愛流オリジナルのリズム感が宿る名演だった。彼ならワンアンドオンリーな金髪役だって演じられるだろう。

<文/加賀谷健>

【加賀谷健】
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役
“イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。
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