同映画祭では文化部(文化省)の協力で特集企画「台湾:電影ルネッサンス2025」が組まれ、台湾映画7作品を上映。台北駐大阪経済文化弁事処の洪英傑(こうえいけつ)処長(総領事に相当)は、同映画祭を通じて台湾映画を知ってもらうことは、台日映画の文化交流となるだけでなく、人と人の交流と対話にもなると語った。
モノクロ映像を使った「イェンとアイリ―」の特別上映後に行われたトークコーナーでリン監督は、「ずっとモノクロ映画に挑戦してみたかった」と明かし、「モノクロの純粋な力で物語を伝え、観客に集中してもらい、登場人物と物語に注目してもらいたかった」と制作の意図を説明した。
(楊明珠/編集:齊藤啓介)