(台北中央社)台北ドームで7月19~20日に行われる台湾プロ野球(CPBL)オールスター戦の出場予定選手が23日、発表された。元西武の張奕投手(富邦ガーディアンズ)や元オリックスのスティーブン・モヤ外野手(台鋼ホークス)、日本人選手の高塩将樹投手(統一ライオンズ)などが名を連ねた。


オールスター戦ではファン投票などで選ばれた選手によるオールスターチームと、曽豪駒代表監督が選出する台湾代表チームが戦う。オールスターチームは、昨季中信ブラザーズを台湾シリーズ優勝に導いた平野恵一監督が指揮を執る。大会は任天堂とコラボレーションする。23日の記者会見では、曽、平野両監督が同社の人気キャラクター「マリオ」と肩を並べた。

オールスターチームにはモヤ外野手や高塩投手の他、元広島のブレイディン・ヘーゲンズ投手(台鋼)らが選出された。台湾代表には張投手や元ロッテの陳冠宇投手(楽天モンキーズ)、元西武の郭俊麟投手(統一)、日米の球団が注目を寄せる徐若熙投手(味全ドラゴンズ)らが選ばれた。

ファン投票での得票数が最多だったのは、中信の江坤宇遊撃手。関係者枠の票も集め、今年の「人気王」に輝いた。

(謝静雯/編集:田中宏樹)
編集部おすすめ