台風6号は午後5時現在、台湾本島最南端ガランピ(鵝鑾鼻)の西南西約290キロの海上を時速25キロから22キロに速度を変えつつ、西北西から西に進路を変えながら進んでいる。中心気圧は975ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は38メートル。中心から半径150キロ以内は風速13.9メートル以上、半径50キロ以内は風速24.5メートル以上の強風域。
同署気象予報センターの謝佩芸技正(上級技師)は、南シナ海からフィリピン東方の海上までのエリアは気圧が低く、今後再び熱帯低気圧や台風に発達する可能性を排除しないと語った。
(呉欣紜/編集:齊藤啓介)