フアン氏の訪台は今年3度目。最新のVR(仮想現実)対応の次世代チップや発売を予定しているネットワーク内の複数のコンピューターやデバイスを相互に接続するネットワークスイッチ「Spectrum-X Photonics」などの新製品について話し合うとした。またTSMCは最良の投資先だとの認識を示した。
フアン氏は今年5月、台北市内に同社の海外本部を設置する計画を発表。国家科学・技術委員会(NSTC)やTSMCなどと連携し、台湾でAI(人工知能)分野のインフラを建設する構想も明かしている。
台湾滞在は「数時間」とし、夕食後に台湾を離れる予定だとした。
(呉家豪/編集:齊藤啓介)