(台南中央社)宮城県仙台市の商店街や百貨店などで9月26~28日、台湾の魅力を発信するイベント「ディスカバー台湾 2025in仙台」が開催された。南部・台南市がブースを設け、観光情報を提供して来訪を呼びかけた。


イベントは今回で5回目。台南市政府観光旅遊局の林国華局長は28日、宮城県日台親善協会が台南をテーマにして歴史や文化、観光の特色を紹介したと説明。主催者側も2011年の東日本大震災発生時に寄せられた台湾からの支援に感謝を伝えるメッセージボードを設置するなどして、台日のつながりを強めたと語った。

また台南市は主催者側との協力を通じ、初めての台湾旅行を考える日本の人たちに台南を推薦し、モデルコースの情報を提供して訪問をサポートしたと語った。

会場には台湾の屋台でよく見かける赤いスツールが並べられた他、台湾グルメの販売なども行われた。

台南市と仙台市は2006年に交流促進協定を締結しており、文化やスポーツなどさまざまな分野で交流を深めている。

(楊思瑞/編集:齊藤啓介)
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