嘉義県は昨年10月にも沖縄でプロモーションを行っている。翁県長は、嘉義のコーヒーは台湾トップクラスで、他国産と比べても品質は一流だと強調した。
17日からはコーヒー関連企業9社を率いて訪日するとし、「神農生活」の専門コーナーのオープニングセレモニーでは、試飲やブランド紹介など双方向型イベントを実施し、日本の消費者においしさを味わってもらうと述べた。また京都で3店舗を展開するカフェではコラボレーション商品を販売するとした。
県政府農業処によれば、大阪市内のホテルや商業施設でもPRイベントを開くという。
農業部(農業省)農村発展・水土保持署南投分署の傅桂霖署長によると、県内のコーヒー栽培面積は全国最大ではないが、生産額は全国1位だという。県コーヒー産業発展協会の葉世遠理事長は、嘉義コーヒーは日本ですでに知名度があり、自身の農園では今年、日本から買い付けに来た20余りの団体を受け入れたと語った。
(蔡智明/編集:齊藤啓介)