中信の半期優勝回数は台湾のプロ野球チームとして史上最多の通算20回。優勝を決めた瞬間、チームカラーである黄色の紙テープが投げられ、球場はイエロー一色に染まった。この日は1万5000人超の観客が応援に駆けつけた。
後攻の中信は四回と五回にそれぞれ1点を取り、六回にはさらに2点を追加し4―0でリートした。七回には1点を許したものの、その裏すぐに2点を加えた。九回にはまた1点を奪われたが、6―2で試合を制した。
試合後、インタビューを受けた平野監督は前期優勝を逃したことを振り返り、「ファンたちに悔しい思いをさせた」と言及。後期こそファンを喜ばせようと、チーム全体が頑張ってきたと説明した。
中信は3日、本拠地球場で台鋼ホークスと対戦する。この試合に勝てば年間勝率1位になり、年間王者を決める台湾シリーズへの出場が確定する。
(楊啓芳/編集:荘麗玲)