(台北中央社)交通部観光署(観光庁)は1日から、北部・桃園市の桃園国際空港で航空機を乗り継ぐ一部の旅行者を対象に、空港内の協力店舗で利用できる600台湾元(約3千円)分のギフト券を贈呈するキャンペーンを始めた。同署は、乗り継ぎ客に台湾の魅力を体験してもらうためと説明している。


観光署によると、対象となるのは中華民国(台湾)のパスポートを所持していない滞在時間が24時間以内の乗り継ぎ客。公式キャンペーンサイトで必要な情報を登録した後、入国後に空港内の観光サービスセンターでパスポートと次に利用する国際線の搭乗券を提示するとギフト券を受け取れる。

実施期間は原則として来年10月31日まで。ギフト券は、飲食店や免税店など空港内の協力店舗で来年12月31日まで利用できる。

観光署は、乗り継ぎ時間にターミナル内の特色ある店舗や台湾グルメを通じて、台湾の認知度向上を図り、再訪を促したいとしている。

また台湾はアジアのハブとしての優位性があり、各航空会社が路線の開設や増便を進めているとし、今後も引き続き空港運営会社や航空会社などと協力し、乗り継ぎ客に対するキャンペーンを実施する方針。

(黄巧雯/編集:齊藤啓介)
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