(台北中央社)林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)は20日、中国の日本産水産物の輸入再開の停止を受け、台湾はこの肝心なタイミングで日本を支援するとの考えを表明した。日本への支援によって局面を効果的に安定させ、中国共産党のいじめ行為を阻止できると強調した。


立法院(国会)外交・国防委員会の出席前、報道陣の取材に応じた。

林氏は、中国共産党が経済的な威圧や軍事的な威嚇で他国を脅す事例は枚挙にいとまがないと言及した上で、台湾に対してもこれまで言葉と武力による圧力や貿易・投資面、観光面での恣意(しい)的な操作とあらゆる手段を武器に使ってきたとし、これは文明的でも民主的でもないやり方だと中国を非難した。

(楊堯茹/編集:楊千慧)
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