(台北中央社)行政院(内閣)貿易交渉オフィス(経貿談判弁公室)の楊珍妮(ようちんじ)交渉代表は26日、米国との関税交渉について、現在は書面を交換している段階だと説明した。「われわれは最後の、最後の努力をしている」と語り、最良の待遇を勝ち取ることに意欲を示した。


経済団体「中華民国工商協進会」の朝食会に出席した際、報道陣の取材に応じた。

英紙フィナンシャル・タイムズが消息筋の話として、台湾が承諾した対米投資の金額は日本と韓国の中間の、約4000億米ドル(約62兆円)になる可能性があると報じたことについて、楊氏は「これは外部で絶えず行われる憶測だ。最終的な回答は必ず発表する」と述べた。

(高華謙/編集:名切千絵)
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