(新北中央社)毎年大みそかの恒例となっている北部・新北市の花火イベントが今年も行われる。今回は初めて淡水区と八里区の2カ所にステージが設けられ、八里側のトリは日本のシンガーソングライター、ヒグチアイさんが務める。


両区は市内を流れる淡水河を挟んで対岸に位置する。双方を結ぶ淡江大橋が来年に開通することを記念し、ダブルステージが企画された。ステージイベントは31日午後4時半に始まり、花火は同午後8時26分から、約13分間にわたって3万5520発が打ち上げられる。

両ステージでは国内のアーティストが中心となってパフォーマンスを繰り広げる。淡水側のトリは韓国のガールズグループ、ママム(MAMAMOO)のファサさんが飾る。

侯友宜(こうゆうぎ)新北市長は8日に行われた記者会見で、淡江大橋の両側を打ち上げエリアとして計画したと言及。フランスのチームが「万花の河、冬の楽章」をテーマに花火デザインを担当すると紹介した。

市は、昼は両地区の史跡やマーケットを巡り、夜は花火イベントを楽しんでほしいと呼びかけている。

(曹亜沿/編集:田中宏樹)
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