(台北中央社)来年2月末に台北市の台北ドームで「日台野球国際交流試合」が開催される。北海道日本ハムファイターズと福岡ソフトバンクホークスが訪台し、来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて結成される台湾代表チームや台湾プロ野球の中信ブラザーズ、味全ドラゴンズと対戦する。


台湾での試合は、日本ハムが今年3月以来約1年ぶり、ソフトバンクは初めてとなる。

16日に台北市内で行われた記者会見には、日本ハムの野村佑希内野手とソフトバンクの柳町達外野手が参加した他、日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)とソフトバンクの城島健司CBOがビデオメッセージを寄せた。

司会者から台湾で味わいたいものを問われると野村選手は「さつまいもボールをたくさん」、柳町選手は「小籠包とタピオカミルクティーをいっぱい」と答えた。

また野村選手は会見後の取材で、チームメートの古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手が台湾代表に入り、対戦する可能性があることについて「打席に立ってみるのが楽しみ」「同級生なので負けないように頑張りたい」と語った。

チケットは台湾のチケット販売サイト「tixcraft」で23日から順次、販売開始される。試合日程は以下の通り。来年2月25日=中信対ソフトバンク▽26日=台湾代表対ソフトバンク▽27日=台湾代表対日本ハム▽28日=味全対日本ハム。

(謝静雯/編集:田中宏樹)
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