(高雄中央社)三井不動産が建設を進める複合商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと高雄」の上棟式が19日、南部・高雄市鳳山区の建設現場で行われた。早ければ2026年末にもオープンする予定で、陳其邁(ちんきまい)高雄市長は、市内で最も多い35万人の人口を抱える同区初の大型商業施設の開業になるとして期待を寄せた。


ららぽーと高雄は地上7階、地下2階の建物に270以上の店舗が入居する計画で、23年6月に着工していた。

オープンの時期については当初、26年第3四半期(7~9月)を予定していたが、三井側の関係者は報道陣に対し、早ければ来年末、遅くとも27年第1四半期(1~3月)になるとの見込みを示した。

陳市長は、将来的にはメトロ(MRT)や高速道路と結び付き、南台湾の重要な商業ハブになることが期待されるとし、地域の繁栄につながり、鳳山とその周辺市民に良質な生活環境がもたらされると語った。

台湾三井不動産の久一康洋董事長(会長)は、すでに多くの有名ブランドの出店が決まっているとし、これまでの開発の経験を生かし、高雄の新たなランドマークにすると語った。

(林巧璉/編集:齊藤啓介)
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