(嘉義中央社)今年で33回目を迎えた嘉義市インターナショナルバンドフェスティバル(嘉義市国際管楽節)のパレードが20日午後、南部・嘉義市内で行われた。日本からは高校の吹奏楽部など4団体が参加した。
各地のバンドの他台湾の祭りばやし「陣頭」も加わり、総勢55団体が音楽を奏でながら市内を練り歩いた。

出演した日本の団体は奈良学園大学マーチングバンド部(奈良県)、熊本県立熊本工業高校吹奏楽部、拓殖大学紅陵高校吹奏楽部(千葉県)、龍谷大学付属平安高校吹奏楽部(京都府)。イタリアや韓国、香港からも1団体ずつが参加した。

台北市内で19日に無差別襲撃事件が発生したことを受け、嘉義市政府警察局は警備を強化した。

同市の黄敏恵(こうびんけい)市長は取材に対し、美しい音楽は幸せを象徴し、音楽は交流を広げるものだとコメント。未来は音楽を通じてより良くなると話した。

フェスティバルは来月1日まで続き、屋内外の会場でコンサートが行われている。

(黄国芳/編集:田中宏樹)
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