(台北中央社)台湾鉄路(台鉄)に21日夜、メトロ(MRT)系統での爆破予告に関する情報が入った。台鉄は22日、メトロと台鉄が乗り入れている台湾各地の主要駅で警備を強化しているとした。


台鉄によれば、「22日午後1時30分にメトロ系統内に爆弾を設置し、爆破させる」とする予告があったとの情報を通報システムを通じて得た。

内政部(内務省)警政署鉄路警察局は22日、北部・台北市の松山駅、南港駅、台北駅、新北市の板橋駅、中部・台中市の松竹駅、新烏日駅、大慶駅、南部・高雄市の新左営駅の8駅に対し、警戒を強めるよう要請した。地方警察に対しても駅の巡回などを強化するよう求めたという。

また、台北市内で19日に無差別襲撃事件が起きたのを受け、台北市政府警察局は22日、治安維持を強化。1579人を動員し、うち320人が台北メトロでの警備に当たっている。

(余暁涵、黄麗芸/編集:楊千慧)
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