(新北中央社)北部・新北市の新荘野球場で行われた台日高校野球国際親善試合が27日、閉幕した。最終試合では台湾の全国高校野球大会「黒豹旗」の優勝校、北部・桃園市立平鎮高校が北海道地区選抜を4―0で下し、台湾のチームとしては今大会唯一となる勝利を決めた。


北海道選抜の森本琢朗監督(札幌日大高監督)は試合後、平鎮の先発、劉任右について「素晴らしい素質を持っている」と評価。「日本にはあまりいないタイプのパワーピッチャーだ」とした。

この日は北東部・宜蘭県の国立羅東工業高校(黒豹旗準優勝校)と九州地区選抜の試合もあり、九州が3―1で勝利した。

閉幕式では日本高野連の井本亘事務局長が中国語や台湾語であいさつした。関係者の支援や協力に感謝を伝えた上で「2年後にまた台湾で会いましょう」と語った。

大会の公式フェイスブックによれば、九州選抜の長山武蔵内野手(日本ウェルネス2年)や北海道選抜の後藤健内野手(白樺学園1年)らが優秀選手に選ばれた。

(謝静雯/編集:田中宏樹)
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