(台北中央社)半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が最先端の2ナノ半導体の量産を開始したことが30日までに分かった。同社は「2ナノとそれに派生する技術の戦略を引き続き強化し、技術で先んじるTSMCの優位性をさらに拡大していく」としている。


同社公式サイト内の「テクノロジー」に関するページに、「2ナノ技術は計画通り、2025年第4四半期に量産を開始した」との文言が掲載された。また、2ナノの生産拠点が南部・高雄市のFab22であることも明らかにした。

同社は2ナノ技術について、第1世代ナノシートトランジスタ技術を採用し、全プロセスノードにわたって性能と消費電力面での利点を提供すると紹介している。

(張建中/編集:名切千絵)
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