(台北中央社)スーパー最大手PXマート(全聯福利中心)系の決済サービス「PX Pay Plus」(全支付)が、来月3日から北部の台北市と新北市のメトロ(MRT)および路線バスで利用可能になる。運営会社が30日、発表した。
PX Pay PlusまたはPX APPの会員は、携帯電話で2次元コード(QRコード)を表示し、駅の改札機やバス車内の読み取り機にかざすことで乗車できる。

台北メトロは今月7日、来月から各社のQRコード決済サービスによる乗車が可能になる予定だと発表していた。

利用時は、携帯電話のロックを解除した状態でシェイク機能を使い、QRコードを表示する。改札口での滞留時間を大幅に短縮でき、通勤時にキャッシュレスの利便性を体感できるとしている。

台北メトロによると、来月から対応するQRコード決済は、PX Pay Plusの他、TWQR、悠遊付(Easy Wallet)、iPASS MONEY、icash Pay、街口支付(JKO PAY)、台新Pay、玉山 Wallet(E.SUN Wallet)、全盈+PAY(Plus Pay)、LINE Payなど。

来年7月にはクレジットカードのタッチ決済による乗車も可能になるとしている。

(曽智怡/編集:齊藤啓介)
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