1990年代の台北に暮らす男女3人の若者の、愛への渇望や孤独を描いた同作。ベネチア国際映画祭では最高賞の金獅子賞を受賞した。大安森林公園はロケ地の一つで、ヤン・グイメイが当時工事中だった大安森林公園のベンチで泣き続ける長回しのシーンは、映画史に残る名場面と評されている。
上映会は「大安森林公園で泣きながら年越ししよう」と題して行われたもので、開催は3年目。当初はインターネット上で有志が企画したイベントだったが、2024年からは国家映画・視聴文化センターが主催している。
この日は小雨が降り続き、一時は大雨に見舞われたが、それでも多くの観客が来場した。観客は傘を差したり、かっぱを着用したりして、名作を鑑賞した。
ツァイ監督は上映後のあいさつで、近年、同作のリバイバルロードショーのオファーがあったものの、申し出を断ったことを紹介。同作の年越し上映を毎年の恒例イベントにしたい考えを明かし、「これは私たちの約束。毎年のこの時に皆さんと集い、大きなハグをして一緒に泣きたい。でも帰る時は笑顔で」と話した。
(邱祖胤/編集:名切千絵)








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