(新北中央社)北部・新北市で生産された台湾茶3点が昨年日本で開催された世界緑茶コンテスト(世界緑茶協会主催)で入賞し、先月31日には生産者が新北市政府で喜びを語った。侯友宜(こうゆうぎ)市長は、市がブランド化やマーケティングを支援しているとし、市産茶葉の高品質化や国際化に期待を寄せた。


同コンテストには紅茶やウーロン茶など緑茶以外の茶も出品できる。昨年は日本、台湾、中国、タイなどから出品された194点の中から、最高金賞20点、金賞42点などが選ばれた。祥順茶行の「祥順・春韻包種」と蔡金財さんの「清代烏龍茶」は最高金賞に、大埔製茶廠の「椿月茶語」は金賞にそれぞれ輝いた。

「祥順・春韻包種」はほのかなクチナシの香りが漂い、審査員から高い評価を得た。「清代烏龍茶」は120年以上前から伝わる茶樹からできた発酵度を高めた茶で、黄金色の色合いに加え、すっきりとした苦みと甘さが引き出されている。「椿月茶語」は2種類の茶葉をセットにした商品で、そのうち「橙茶」と名付けられた茶は、オレンジ色の色合いにフルーティーな香りが特徴。1月下旬に販売が開始される予定だ。

侯市長は、市内の茶農家はこれまで全国規模コンテストで13回優勝を果たしているとし、長年培ってきた豊かな技術の蓄積を示していると強調した。

同市政府農業局は、同市が台湾最大の包種茶の生産地だとした上で、引き続き製茶技術の向上や技術の伝承を支援し、国際的な競争力を強化するとした。

(黄旭昇/編集:齊藤啓介)
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