(台北、高雄中央社)3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシックに向け、15日から台湾代表の集中トレーニングが始まる。一方、楽天モンキーズの林立内野手(30)と米大リーグ、サンフランシスコジャイアンツの鄧愷威投手(27)は10日までに、相次いで台湾代表を辞退する考えを示した。


林は台湾プロ野球でこれまでに首位打者や最多安打、打点王、盗塁王、ベストナイン、年間MVP(最優秀選手)など数々のタイトルを獲得している有力選手。2025年は主将として楽天を率い、台湾シリーズ優勝を果たした。

林が所属するマネジメント会社が10日、過去のけがの回復に時間を要することを鑑み、曽豪駒代表監督とも相談して不参加を決めたと発表した。

昨季に大リーグで初めての先発勝利を飾った鄧も9日、代表入りを辞退したとの声明を発表。大リーグでの経験を通じて調整や学びの必要性を実感し、全体の状況や将来の計画などを考慮して決めたと説明した。

中華職業棒球大聯盟(台湾プロ野球リーグ、CPBL)の蔡其昌(さいきしょう)会長は10日、取材に応じ、鄧の辞退について「少々残念だ」としつつ、本人の考えを尊重し、活躍を祈っていると述べた。その上で、コーチ陣が最適なメンバー選出を行うことに期待を寄せた。

また、モンキーズから台鋼ホークスに移籍した黄子鵬投手(31)についても、一部メディアが代表入りを辞退したと報じている。

(蘇志畬/編集:田中宏樹)
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