同展は昨年京都でも開催され、25万人以上が来場した。映像によるインスタレーションや立体展示などで構成され、没入感のある体験ができる。会場には八つの展示エリアがあり、このうち「生命の残骸」は京都で未発表の作品で、大きな花をプリントした複数の布を天井から垂らし、生と死の徘徊(はいかい)と記憶を表現した。
また京都で特に人気の高かった「深淵に宿る、彼岸の夢 Dreams of the Beyond in the Abyss」は、鏡や大型LEDディスプレーで表現した天地が抜ける空間と、それを内包する造花が咲き乱れる空間で構成され、観客を無限に広がる世界にいざなう。
「生命の呼吸」は、約半年前に台湾を訪問し撮影した観光スポットや日常の光景を深く捉えた映像作品を水槽に投影した展示になっている。主催者によると、蜷川さんは、日本とは違う台北の廟が持つ神秘さや華麗さが強く印象に残った他、街並みには懐かしさや新しさの息遣いに活力とパワーに満ちていたとし、そうした雰囲気の中で創作活動を楽しんだと語ったという。
4月19日まで。
(王宝児/編集:齊藤啓介)








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