(東京中央社)台湾人の乗客2人を乗せた遊覧ヘリコプターが20日、熊本県阿蘇市の阿蘇山山頂付近で消息を絶った。駐福岡弁事処(総領事館に相当)の陳銘俊(ちんめいしゅん)処長によれば、すでに携帯電話の位置情報から、行方不明のヘリの場所を把握しているとしつつ、濃霧で近づくことができず、天候や火山ガスの状況をみて許可が下り次第、捜索活動が開始されると説明した。


陳氏によれば、事案発生直後に熊本県の木村敬知事から連絡が入り、すでに警察や消防、自衛隊を出動させたと通知があった。県警は山岳救助隊3人、機動隊32人、ヘリ1機、消防は隊員20人、ヘリ1機、航空自衛隊は芦屋基地所属のヘリ1機と固定翼機1機をそれぞれ出動させ、捜索に当たっている。

陳氏は、一切の必要な支援を提供すると県から表明されたとし、弁事処として関係各所と連携し、機体の捜索と乗客の救助に最大限尽力すると述べた。

日本メディアによれば、ヘリは日本時間午前10時50分過ぎに阿蘇市の観光施設「カドリー・ドミニオン」を離陸。10分ほどで戻る予定だった。台湾人の男女2人と60代の男性パイロットが搭乗していたという。

(戴雅真/編集:名切千絵)
編集部おすすめ