(台北中央社)国家図書館は22日、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所(大使館に相当)と図書資料の寄贈に関する協力覚書を締結した。芥川賞作家、李琴峰さんの「彼岸花が咲く島」など日本語書籍約3万冊が、今年下半期に開館予定の国家図書館南部分館(南部・台南市)に収蔵される。
同図書館は、日本語書籍の蔵書が大幅に増えるだけでなく、台日双方の学術交流や文化協力の新たな一ページが開かれるとしている。

覚書は同図書館の王涵青館長と交流協会台北事務所の片山和之代表(大使に相当)が署名した。

同図書館が22日発表した報道資料によると、寄贈されるのは台湾研究関連書、中国語書籍の翻訳書、日本語教材、日本文学書、絵本、交流協会が出版した各種学術書など。交流協会台北事務所のライブラリーに所蔵されていたもので、直木賞作家、東山彰良さんが台湾を題材にした小説「流」も含まれる。

王館長はあいさつで、交流協会との協力について、学術リソースの強化に加え、台日間の信頼と交流を深める強固な土台が築かれたと語った。

片山代表は、寄贈は両国の深い友情の象徴だとし、今後より多くの協力を通じ、学術や文化などの分野での交流が促進されることに期待を示した。

(邱祖胤/編集:齊藤啓介)
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