(台北中央社)台湾映画が好調な興行収入を上げている。昨年末に封切られた「陽光女子合唱団」(Sunshine Women's Choir)が公開から1カ月足らずで3億台湾元(約14億5000万円)を突破した他、台湾の激動の時代を題材にした「大濛」(A Foggy Tale)や、野球ドキュメンタリー映画「冠軍之路」(HERO!HITO!)もヒットを記録している。


「陽光女子合唱団」は刑務所に収容されている女性たちが、離れ離れになる赤ちゃんを見送るために合唱団を結成する—という物語。韓国映画「ハーモニー 心をつなぐ歌」をリメークした。監督はギャビン・リン(林孝謙)。台湾で昨年12月31日に公開された。歌手のジュディ・オング(翁倩玉)も出演している。

同作の公開初週の興収は1000万元(約4900万円)余りにとどまったが、毎週興収を伸ばし続け、20日までに1億元(約4億9000万円)を突破。それからわずか9日後の29日に3億元を突破したと発表した。同作のフェイスブックには「本当に素晴らしい」「8回見た」などのコメントが寄せられている。

戒厳令下の「白色テロ」が行われた民国40年代(1951~60年)の台湾を舞台にした映画「大濛」(昨年11月27日公開)は30日までに興収が1億元を突破した。チェン・ユーシュン(陳玉勳)監督は同日、自身のフェイスブックで「2カ月余り前は、たぶんこの映画の興収は300万元、良くてせいぜい3000万元と思っていた」と振り返り、作品を応援し、支えてくれた全ての人に感謝した。

野球の台湾代表が2024年の世界大会「プレミア12」で初優勝するまでの軌跡を記録した映画「冠軍之路」(1月1日公開)は26日までに興収が7000万元(約3億4000万円)を超えた。台湾のドキュメンタリー映画としては「天空からの招待状」(2013年、看見台湾)に次ぐ好成績となっている。


(編集:名切千絵)
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