(台北中央社)台湾が米国からの調達を進めるM1A2T「エイブラムス」戦車について、国防部(国防省)の関係者は1日、中央社の取材に対し、第3陣28両がすでに米国で生産を完了したと明らかにした。

陸軍は現在、CM11「勇虎」やM60A3など約1000両の戦車を保有しているが、その多くの運用年数が20年を超えている。
このため、M60A3のエンジンやシステム更新の他、約405億2415万台湾元(約2026億2000万円)の予算を組んで「地上最強の戦車」とも呼ばれるM1A2T計108両の導入を進めている。

M1A2Tは3陣に分けて台湾に納入され、第1陣38両は2024年12月に、第2陣42両は25年7月に台北港(北部・新北市)に到着した。第1陣は同10月に就役しており、第2陣は現在、部隊結成前の機種転換訓練を行っている。

第3陣について国防部関係者は、台湾への輸送手配を積極的に行い、第2陣の機種転換訓練との間に空白を生じさせないようにしたいとの考えを示した。

中央社の取材に応じた陸軍関係者によると、第2陣の機種転換訓練は間もなく終了する。今年第2四半期(4~6月)には部隊発足式を行う計画だという。

(游凱翔/編集:田中宏樹)
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