(台北中央社)ミラノ・コルティナ冬季五輪は現地時間10日、フィギュアスケート男子シングルのショートプログラムが行われ、台湾の選手としては28年ぶりに同種目に出場した李宇翔(19)が72.41点の24位でフリー進出の最後の1枠に滑り込んだ。

大舞台での初演技ながら、スピードや表現力、動きの正確さはこれまで以上の出来を見せた。
トリプルアクセルではミスがあったものの全体を損なうことはなく、今季自己ベストを更新した。

試合後のインタビューで李は、緊張したものの力を出し切り、リラックスした状態で演技に臨めたと振り返った。以前は技術面に重きを置いていて、観客や審判員とのコミュニケーションを無視していたが、今回は修正したと語った。

台湾のスケート場で練習を重ねており、専属のコーチはいない。普段練習に付き添っているという祖母もイタリアに駆け付けて観戦した。李は「おばあちゃんはメンタル面のコーチ」だと話した。

フリーは13日に行われる。李はトップ選手との差は大きいとしつつも、力の限りを尽くして追い付きたいと意気込んだ。

(陳容琛/編集:田中宏樹)
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