この日は早朝から大雪に見舞われ、96人の出場選手中、半数以上が1回目で途中棄権した。張は1回目を1分11秒56(41位)で終え、2回目は1分11秒29で滑り切った。
台湾勢の完走は、1988年のカルガリー冬季五輪の陳東栄(48位)以来で、張は陳の順位を上回った。
10歳からスキーを開始した張は、16、17歳の頃から代表入りを目標に据えてきた。目標だった初の五輪で完走できたことはうれしくもあり、不思議でもあると張は話す。
出走前には多くの選手が次々と途中棄権するのを目にし、やや緊張したものの、「最善を尽くす」ことを胸に、1回目を滑り切った。2回目は雪がやんだため、プレッシャーも軽減されたという。「本当に疲れた。でも、必ず耐えなければならないと分かっていた。これまで支えてくれ、会場で応援してくれる家族に報いるだけでなく、子供の頃の自分に誇らしく思ってほしかった」と振り返った。
張は今回のレースを通じ、子供たちにエールを送りたいと語る。「小さな地域の出身でも、五輪の舞台に立つことができる。
(編集:名切千絵)








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