(台北中央社)台北市に拠点を置く非営利団体、哈囉台湾国際交流策進会(ハロー台湾)はドイツ時間16日、ベルリンで記者会見を開き、中華民国(台湾)と国交を持たない国々にある大使館に相当する機関「台北経済文化代表処」を「台湾代表処」に改名する運動を始めると宣言した。

会見はベルリンで開催された「ワールド・フォーラム」内で行われた。
出席した与党・民進党の黄捷(こうしょう)立法委員(国会議員)が18日、メディアにハロー台湾の報道資料を提供した。

同団体は会見で、台湾の在外機関は特定の一都市ではなく2300万人の台湾人を代表するものであるとの考えから、改名運動を発起したと説明した。

黄氏は、世界とのつながりを求める新たな世代の一員として、改名運動は国際社会に台湾の存在を明確に示すことができ、曖昧な立場に縛られる必要がなくなると話した。

苗博雅(びょうはくが)台北市議(社会民主党)は、「台北」を冠した名称は歴史が残した皮肉な遺産だと指摘。かつて政治的にデリケートな問題を回避するためにこの名称になったものの、今日では世界の地政学的環境が変化していると述べた上で、台湾は事実上の国家になっており、その実力に合った呼称を獲得するべきだと主張した。

(王揚宇/編集:田中宏樹)
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