(高雄中央社)国民党政権が市民を弾圧した1947年の2・28事件から28日で79年を迎えた。頼清徳(らいせいとく)総統は南部・高雄市内で開かれた記念式典に出席し、総統としての最大の使命は台湾を守ることだと強調した。


頼総統は、事件の犠牲者を追悼するとともにその遺族らに哀悼の意を示し、われわれの心は永遠に一つであり、全ての犠牲者を胸に抱き続けると語った。

また中国は近年、さまざまな手段で台湾の併合をたくらんでいると指摘。その上で与野党が団結して主権と民主主義を守り、国民が自ら未来を決める権利の確保に取り組むと述べた。

さらに民主主義は空から落ちてくるプレゼントではなく、各世代の台湾人が、命を懸けて守らなければならない責任だと主張。誠実に歴史に向き合い、真相を追求してこそ社会の和解が実現し、公共の利益と尊厳のある調和の取れた国家を建設できると語った。

毎年の記念式典を通じて事件の真相を基礎に、各世代が互いを理解して団結し、台湾の民主主義を確保し、後戻りしないことを願うと期待を示した。

(林巧璉/編集:齊藤啓介)
編集部おすすめ