コンクールは今年、初めて行われた。優勝者には1万5千ユーロ(約270万円)の賞金が贈られる他、各国のオーケストラとの共演機会が与えられる。
活動拠点としているフランス・パリからリモートでインタビューに応じた廖さんは、これまで20を超えるコンクールに挑戦してきた中でも、今回は日程が非常にタイトで、審査内容が最も総合的だったと語った。毎日のように異なる編成と様式を切り替えながらこなす必要があるため、体力や集中力、リハーサル効率の全ての面が大きな試練だったと述べた。
コンクール終了後、オーストリア・ウィーンのマネジメント会社やドイツの楽団からオファーがあったという。コンクールへの挑戦をこれで終えられるかについては「何とも言えない」とし、「指揮者のキャリアにおいて、アジア出身者の進路は狭い。時間があれば、ゆがんだ欧州のクラシック音楽界についても話したいくらいだ」と語った。
廖さんは今月14日から15日にかけて南部・高雄市で行われる24時間のコンサート「24アワーズ・バッハ」に出演する他、夏に行われる国立台湾交響楽団の青少年キャンプでも指揮を務める。
(趙静瑜/編集:田中宏樹)








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