(澎湖中央社)東京大学と九州大学の教員と学生が3日、離島・澎湖県で現地の宗教文化に対する理解を深めた。県政府文化局の陳鈺雲局長は、澎湖のソフトパワーを世界に向けた「名刺」にしたいとの考えを示した。


県の報道資料によると、東京大学の阿古智子教授と九州大学の前原志保准教授が各大の学生を引率し、澎湖生活博物館を訪問した。

陳氏は、文化の深耕を通じて澎湖と世界をつなぐ扉を構築し、さらに文化観光における澎湖の知名度を高めたいと言及。今回の取り組みにより、質が高い日本の文化・教育観光客の呼び込みだけでなく、澎湖の将来の発展に向けて国際協力のさまざまな可能性を切り開くことも期待できるとした。

旧暦1月15日の元宵節だったこの日、学生らは澎湖に伝わる元宵節の風習「乞亀」や、「小法」と呼ばれる神職に関する文化について学んだ。

「乞亀」は新年の豊作と平安を祈る風習で、「ポエ」と呼ばれる神具を投げ、米や菓子、金などで作られた「平安亀」を持ち帰ってよいかを神に問う。「小法」は厄払いなどの儀式を担い、多くは子どものころから養成された地元の男性が務めるという。

(編集:田中宏樹)
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