(花蓮中央社)東部・花蓮県豊浜郷は4日、北海道えりも町と友好交流協定を結んだ。双方は今後、相互信頼と尊重を基に、多元的な協力と交流を推進するとしている。


協定は台北駐日経済文化代表処札幌分処(領事館に相当)の後押しで実現。この日はオンライン形式で調印式が開かれ、邱福順郷長と大西正紀町長、李逸洋(りいつよう)駐日代表(大使に相当)、札幌分処の粘信士(ねんしんし)処長(総領事に相当)らが出席した。

李代表は、豊浜郷とえりも町はいずれも太平洋に面し、自然景観や観光、漁業などの面で多くの共通点があると指摘。協定の締結を通じて経済や文化、観光、教育、スポーツなどの分野での協力と交流が進み、台日の地方のつながりが深まると述べた。

邱郷長は豊浜郷について、雄大な東海岸の景観を有し、複数の台湾原住民(先住民)族の文化が交わる重要な地域だと強調。えりも町とは共に海に面し、自然資源や地元の文化を大切にしていることに触れ、協定の締結は双方の友好関係の始まりを象徴するものだと語った。

協定では、相互理解や協力の促進、観光発展、文化交流、特産品のPRなどを推進し、経済的な相互利益の創出を目指す。また青少年交流による次世代の相互理解や、相互訪問による友好関係の深化を通じて、地方の発展や繁栄につなげる方針。

豊浜郷公所(役場)は、台日地方交流の重要な成果の象徴であるだけでなく、将来の文化や観光、産業協力の良好な基礎を築くものだとし、地方の持続可能な発展に共同で取り組みたいとしている。

(李先鳳/編集:齊藤啓介)
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