(東京、台南中央社)南部・台南市政府は10日、高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」などを展開するエムアイフードスタイル(東京都)などと4者間で、市産マンゴーの調達に関する協力覚書を結んだ。日本市場での販売やPRを強化する狙いがある。


東京ビッグサイトでこの日開幕した食品・飲料展示会「フーデックスジャパン2026」の台湾パビリオンで調印式が行われ、黄偉哲(こういてつ)台南市長と生産者団体「台南市玉井聯興青果生産合作社」の林漢維主席、エムアイフードスタイルの雨宮隆一社長、日本市場展開における戦略設計などを担うリプロール(北海道札幌市)の山口祐輔代表が署名した。

クイーンズ伊勢丹は2024年に台南産マンゴーを3店舗で販売し、昨年は22店舗に拡大。今年はマンゴーだけでなく、台南産の良質な農産物と加工食品も店頭に並べられる。

エムアイフードスタイルの雨宮社長は、今回の協力によって、台湾には多くの良質な農産物があることを深く理解したと語り、今後は販路を通じて、これらの商品を日本の消費者、特に家庭に紹介していきたいと述べた。

台南市は報道資料を通じ、今回の協力覚書は、3年にわたって協力を深めてきた成果であるだけでなく、今後の協力深化に向けた新たな出発点だと説明。今後も高品質な市産農産物や加工品を日本のハイエンド向け販路を通じて届け、より多くの日本の消費者に知ってもらいたいと期待を寄せた。

(戴雅真、張栄祥/編集:名切千絵)
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