(高雄中央社)南部・高雄市と熊本県、米アリゾナ州は米国時間の12日、経済交流促進に向けた覚書を締結した。陳其邁(ちんきまい)高雄市長は、産業面や技術面、国境を越えた人材育成などで協力を深め、世界のサプライチェーン(供給網)の強靭(きょうじん)性をより強化すると語った。


高雄市と熊本県は友好交流協定を結んでいる。産業協力や都市交流の基礎を築くことを目的に、双方の訪問団が11日に桃園国際空港で合流し、渡米していた。高雄市政府は14日、報道資料を通じ、調印式には陳市長の他、木村敬熊本県知事もオンライン形式で出席したと説明した。

陳市長は、半導体受託製造世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が高雄、熊本、アリゾナ州の3カ所に投資を進めていることに触れ、経済・技術協力の面だけでなく、政治的、戦略的な意義もあると指摘。半導体チップは世界最先端の技術力を代表するものであり、民主主義世界の自由の象徴だと語った。

ケイティ・ホッブス州知事は、産業や政府、学界を通じた連携を引き続き深め、台米日が世界の半導体産業に占める重要な地位を強化したいと述べた。

木村知事は、今後関係者の協力を得ながら、3地域の半導体産業や地域経済が発展するよう、積極的に取り組むとコメントした。

(林巧璉/編集:齊藤啓介)
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