(金門中央社)海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)金馬澎分署は16日、中国海警局の船4隻が同日午後に離島・金門の水域に進入したと発表した。中東情勢の緊迫化で国際的な原油供給網が逼迫(ひっぱく)する中、中国側の行動は燃料の無駄遣いだと批判した。


同分署は報道資料を通じ、4隻が午後2時50分、編隊を組んで金門沖から金門南方海域へ接近し、さらに烈嶼南方からわが国の水域に進入したと説明。現地に派遣した巡視艇が直ちに並走して監視し、無線で進路を変えて水域から離脱するよう中国語と英語で強く要求したと述べた。

4隻は同4時59分に金門の制限水域を離れたとした。

海巡署は、中国海警船の行動にはいかなる意義もないと指摘。侵入や嫌がらせをやめ、地域の平和と安定に貢献すべきだと述べた。

また、金馬澎分署と第12巡防区が今後も監視や偵察、対応、配備の能力強化を継続し、法執行の立場を堅持して念入りに対応すると強調。国家の主権を守り、海域の安全確保に全力を尽くすとした。

(呉玟嶸/編集:田中宏樹)
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