(台北中央社)2019年まで西武でプレーした台湾プロ野球・統一ライオンズの郭俊麟投手は1日、本拠地のアジア太平洋国際野球訓練センター一般用主球場(南部・台南市)で行われた富邦ガーディアンズ戦に先発し、1軍では630日ぶりとなる勝利を挙げた。降板後にはベンチで涙を流す様子も見られた。


郭は二回、3四死球を与え満塁のピンチを招くも、最後は打者をゴロに抑えて切り抜けた。三回にも1死後に2四球を与えたが、その後は立て直し、四回から五回にかけては富邦打線を6者連続で打ち取った。

五回まで89球を投げ、1被安打5四死球2奪三振無失点とした。

試合は4-2で統一が勝利した。郭が先発して勝利投手となるのは2024年7月10日以来となった。

郭はヒーローインタビューで、どのチームにいても良い投球ができず、5回を投げ切ったのも久しぶりだと振り返った。

ピンチを招いた二、三回に「ストライクを入れろ」とのファンの声が聞こえた時には「分かっているけど入らないんだ」という気持ちだったと吐露。ファンも見ていて苦しかっただろうし、自身も大変だったとし、四死球を減らしていきたいと話した。

また、0勝5敗防御率9.62だった昨年はこれまでで一番ひどい1年で、シーズン後にはプロの舞台を去ることになるかもしれないと感じていたと明かした上で、今後は運や調子に左右される「サイコロ型投手」にはもうなりたくないと語って再起を誓った。

(謝静雯/編集:田中宏樹)
編集部おすすめ