(台北中央社)ボクシングのアジア選手権は6日、モンゴル・ウランバートルで女子60キロ級の準決勝が行われ、台湾の林郁婷が北朝鮮の元恩景(ウォン・ウンギョン)に敗れて銅メダルとなった。金メダルを獲得した2024年のパリ五輪(当時は57キロ級)以来、約20カ月ぶりに国際大会の表彰台に立った。


2人の対戦は初めて。1-1で臨んだ3ラウンド目では激しい打ち合いが続いたものの、試合終了の23秒前に滑って倒れたのをダウンと判定されてカウントを取られ、最後は1-4のスコアで敗れた。

林は競技統括団体ワールド・ボクシング(WB)による性別検査の規定が不明確だったことから、パリ五輪以降は国際大会に出場できない状況が続いていた。今年3月になって、WBからアジア選手権への出場が認められた。

指導に当たる曽自強コーチは中央社の取材に対し、今回は60キロ級に転向してから初めての大会だったため、多くの経験を積めたとコメント。今年の目標は9月に開幕する愛知・名古屋アジア大会だと話した。

試合後、林には李洋(りよう)運動部長(スポーツ相)から祝電が届いた。李氏は元バドミントン選手で、パリ五輪のメダリスト同士として林との交友も深い。林はインタビューで「大会参加の目的はもちろん優勝」だったとしつつ、李氏からの祝電も楽しみにしていたと明かし、「目標の一つは達成できた」と笑った。

(黎建忠/編集:田中宏樹)
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