(台北中央社)与党・民進党の台中市長候補、何欣純(かきんじゅん)立法委員(国会議員)は9日、台湾半導体戦略国会議員連盟会長を務める郭国文(かくこくぶん)立法委員と共に日本の衆議院を訪れ、自民党半導体戦略推進議員連盟の山際大志郎会長らと半導体分野での台日協力について意見交換した。

何氏の事務所が報道資料で明らかにした。


何氏は、台湾は集積回路(IC)設計や先端製造プロセス、パッケージング・テストで世界的競争力を有し、日本は半導体設備や化学材料、重要部品などで深い基盤を持つと言及。台日双方がそれぞれの強みをより一層統合できれば、台日産業の互恵を向上させられる他、地域の安全保障体制の強化にもつながるとの見方を示した。

会談では主に、半導体分野で、中国に依存しない「非レッドサプライチェーン」のさらなる強靭(きょうじん)化を共同で進めることや、重要技術を保護する仕組みの強化、半導体後工程におけるパッケージングや設備での協力について話し合ったという。

台中市の中部科学園区は台湾における先端製造プロセスやパッケージング産業の重要な拠点の一つ。半導体製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は台中への投資を拡大しており、昨年10月には先端の1.4ナノ(ナノは10億分の1)製造プロセスを導入する4工場の建設を開始した。

(蘇木春/編集:名切千絵)
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