神奈川みやげの定番で、県民でも貰うとかなりうれしいお菓子。それが、鳩サブレーだ。

そんな鳩サブレーを愛してやまなかったおばあちゃんが遺したアイテムがX上で話題となっている。

2025年5月1日、神戸市立森林植物園(兵庫県神戸市)で働く「心の中の植物園 宮内元子」(@fureai_miya)さんが投稿したのは3段の小箪笥。引き出しの部分は......えっ、鳩サブレーの缶!?

こんなグッズが出ているの!? と思いきや、そうではない。

宮内さんは、画像と共にこうつぶやいている。

「豊島屋の #鳩サブレー をこよなく愛した祖母が知り合いの指物師さんに作ってもらった鳩サブレー缶の小箪笥を見てほしい。
こんなのがあと2つある!」

なんと、鳩サブレーが好きすぎるがゆえに個人で制作した世界にたった3つのオリジナル小箪笥だったのだ! 愛が、深い......!

Jタウンネット記者は2日、宮内さんにこの小箪笥について話を聞いた。

この箪笥ができた時も...

宮内さんが話題の写真を撮影したのは1日、自宅でのこと。4月下旬に亡くなった祖母のものを形見分けとしてもらったそうで、「大切に使っていこうと思っています」と語る。

そんな宮内さんに、〝祖母と鳩サブレーの思い出〟を聞いてみると、思わず微笑んでしまうような温かいエピソードを教えてくれた。

「祖母の家に遊びにいくと『良いものあげよう』とニコニコしながら鳩サブレーをおやつにくれた思い出があります。
この箪笥ができた時も『いいでしょ』と自慢されました」(宮内さん)
鳩サブレーをこよなく愛した祖母の〝遺品〟に3.8万人感動 「...の画像はこちら >>

鳩サブレーの缶、黄色くて可愛いから取っておいている人もきっと多いだろうが、この発想はなかった......。

愛がいっぱいつまったおばあちゃんの小箪笥に、X上では3万8000件を超える「いいね」(7日夜時点)のほか、こんな反応が寄せられている。

「かわいい~~~~!! 鳩サブレー好きにはたまらないかわいさ...そしてお祖母様センスいいな!」
「可愛い!かわいすぎる!!!!!」
「愛が深い...」
「何これ欲しい作りたい」
「愛が溢れてるし大箱羨ましい」
「こんなリサイクルは素晴らしいやん!」
「芸術作品」
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