あるユーザーの〝おこづかい帳〟がX上で話題となっている。
2025年5月12日、大学3年生のXユーザーsumire(@sumire_ymst)さんは、
「小学生の頃のおこずかい帳発掘したけどこの頃から管理能力低くて草」
と呟きながら1枚の写真を投稿した。
(月/日)4/1
(ことがら)おまつり
(つかったおかね)500
非常に小学生らしい、可愛いおこづかいの記録だ。
だがその下。同じく4月1日の記録として、こんなことも書かれていた。
(ことがら)なぜかない
(つかったおかね)227
な、なぜかない!? かなり正直な記載だ。
でもまあ、大人でも〝なぜかない〟ことって、結構あるもんな。しかも、なかなかの頻度で......。
それは小学生のsumireさんも同じだったようで、4月2日にありのみ(千葉県市川市にあるフィールドアスレチック)で1110円使ったあと、再び「なぜかない」が40円発生している。
一体、どこいっちゃったんだ? でも〝ない〟のをきちんと発見しているのは、とても賢い気がする。
「ぼきん」もしてる
14日、Jタウンネット記者が投稿者のsumireさんに話を聞いたところ、このおこづかいは小学4~6年生の間につけていたもので、部屋の掃除をしていたら勉強机から出てきたのだとか。
特に周りから強制されていたのではなく、自分で無理なくつけていたという。
小学生時代に頻出していた「なぜかない」なことは、今でもあるのか聞いてみると......。
「現在の方がお金がなぜかないことが多いです笑」(sumireさん)
そんなsumireさんは話題となった投稿に続ける形でもう1枚、お小遣い帳の写真をポスト。
「じいじから」や「じいじ、ばあばから」とレギュラーのおこづかい以外の記録が残っているのも可愛いし、小学生なのに「ぼきん」で1550円使ってもいる。な、なんて偉いんだ......。
ただ募金は1550円のはずなのに、18299円から12740円になっており、5000円くらい減っている。記録されていない「なぜかない」もあるようだ。
そんな小学生らしいゆるさもありながら、1月3日には1296円で「和三宝」なるものを購入している形跡もある。
香川県の和三盆製糖会社「ばいこう堂」が製造している「さぬき和三宝糖」、あるいはそれから作った干菓子のことだろうか? おこづかいでそれを買う小学生、渋すぎる......。

ツッコミどころと和みポイント満載のおこづかい帳に対し、X上では14万件を超える「いいね」(16日夕時点)のほか、こんな反応が寄せられている。
「何故かないを書いていてえらい」
「これから私も、なぜかないを家計簿で使っていこうと思う」
「大人になってもなぜかないんだよな......」
「幼くして現金過不足の概念があるとは...
簿記の才能をかんじる」
「募金してるし、出たお金、入ったお金を把握して2年も続けてるの偉すぎ」
「募金に1550円使ってるのすごい、大人でもできない」
「じぃじがデレデレなのがよっくわかるお小遣い帳ですね(笑)」