皆さんは〝入れ忘れ〟をしたことがあるだろうか。
ない、という人は少ないと思う。
しかし、この入れ忘れは、レアケースかもしれない。
2025年6月22日、南関東在住のXユーザー・つ(@tsu___)さんが投稿したのは、まな板の上に乗った海苔巻きの写真だ。
しかし、その断面図に注目してみると......無いのだ。肝心の、「具」が。
恐ろしいか?私の才能が...!
_人人人人人人人人人人_
> 具を入れわすれた <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
Jタウンネット記者は26日、そんな絶叫を写真に添えた「つ」さんに、話を聞いた。
初めて体験する驚きの白さ
つさんが具を入れ忘れてしまったのは、22日の朝のこと。
他の作業に追われながら自宅の台所で朝食の準備をしていたのだという。自分の「うっかり」に気付いたのは、包丁を入れてからだった。
「具を入れ忘れるなど想像もしていなかった。真っ白な断面を見た瞬間、驚きの余り叫んだ後、爆笑しました。同時に、初めて体験する驚きの白さに逆に感動しました」(つさん)
なお、驚きの白さを誇った海苔巻きの上にはその後、塩昆布が乗せられた。
作り手を絶叫させた「具なし海苔巻き」は、Xユーザーたちをも驚かせた。ポストには18万件以上のいいね(30日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「ネタになる才能(なおネタは入ってない)」
「細長いおにぎりだって言えば誤魔化せませんか?」
「じわじわツボにきて久しぶりに効いています」
「食べ方の選択肢は無根大」
「こ、これは!!具ののせがいがありそう」
「虚無巻きと呼びたい。好き」
「切った断面は寿司職人に並ぶ綺麗さ」
こうした反響について、つさんは「更に驚きが重なりました」と述べつつ、
「寄せられるレスも、具をトッピングし放題、逆にオシャレであるとか、おにぎりとしてかえって食べやすそうだとか、じわじわ笑ったとか、有難い内容が大半で有難く思っています。
又、巻き方が上手だとか、切り方が上手だとかお褒め下さる方もいらして嬉しかったです」
とコメント。まさかのミスではあったものの、本人も周りも大いに楽しんだらしい。
終わりよければすべてよし、である。