突然だが皆さんは「東京」のことを、どれぐらい知っているだろうか。
「都会だ」という漠然としたイメージしかなかったり、都民でも自分が住んでいる周辺のことしかわからなかったりするかもしれない。
でも、東京には実に様々な面がある。そこで都では2022年度から、都民に東京への理解・愛着を深めてもらおうと「あしたの東京プロジェクト」という参加型イベントを実施。25年度も全3回のイベントを予定している。
今年度のイベント第1弾は、9月23日・27日・28日に実施する「江戸東京歴史ツーリズム」。
東京駅や丸の内、皇居外苑、日比谷といったエリアをガイドの説明を聞きながら散策。そこで魅力に感じた街並み等を写真撮影し、オリジナルマップを作成するというイベントだ。
〝江戸〟の歴史や文化が息づく街並みを体感することが出来るという。
今回のイベントは、都内在住の小学校高学年(4~6年生)の児童およびその保護者が対象。イベントに参加すると、オリジナルのスケッチブックももらえる。

24年度はあきる野市で林業ガイドツアーや材木加工場の見学をする「多摩フォレストツーリズム」、島しょ部の神津島で星空観察やトレッキングを楽しむ「神津島サステナブルツーリズム」、都庁都民広場で願いを込めたランタンを夜空に打ち上げる「東京ランタンセレモニー」を開催してきた「あしたの東京プロジェクト」。
昨年の参加者からは「改めて『東京』ってすごいと思いました」「子どもたちに良い経験をさせてあげることができました」といった声が寄せられたそう。
そして4年目を迎える今年度は、「地元・東京の魅力を五感で感じられるプログラムを通じて、理解・愛着の形成を図るだけではなく、都民一人一人が東京の魅力を『発信・発話したくなる』ような仕掛けを設ける予定です」(プレスリリースより抜粋)。
第1弾「江戸東京歴史ツーリズム」への応募は8月18日締め切り。数に限りはあるが、事前予約制の託児所(小学校就学前まで利用可)も用意されている。
お子さんとの秋のお出かけに、ちょうどいいかもしれない。