2025年7月14日、とあるXユーザーが投稿した1枚の写真が、注目を浴びている。

まず目にとまったのは、澄み切った川の水だ。

川底の砂利のようなものまで透けて見える。これほど透明な流れがあるとは、にわかに信じられない。

青空の下には、高山の峰々が連なって見える。

投稿者の「安曇野1年生のあかりん」(@akarin_azumino)さんが「これが長野県の夏か」という呟きとともに投稿したこの光景。

いったい、長野のどこなのか? 今年の春に長野に移住したという投稿者「安曇野1年生のあかりん」さんに、話を聞いた。

人と自然が共に生きている

「うひゃー!最高ー!」「いつまでも眺めていたい」 爽やかすぎ...の画像はこちら >>

投稿者・あかりんさんによると、話題の写真を撮影したのは、長野県松本市・上高地。2025年7月13日のことだったという。

美しい風景には、11万件を超える「いいね」(7月14日夜時点)のほか、

「うひゃー!最高ー!」
「山の川きれいでいいね」
「上から流されたい」
「夏休み子どもたちと行こうかな~」
「スイスよりいいじゃん」
「長野で夏したい」
「いつまでも眺めていたい風景」

といった声が寄せられた。

あかりんさんは特に、「癒された」「長野県に行ってみたくなった」という声が嬉しかったという。「長野県には本当に素敵な場所がたくさんあるので、もっと知っていただき、好きになってもらえたら嬉しいなと思います」と話した。

そんなあかりんさんが長野に移住するきっかけになったのは、大町市や安曇野市の厳かで美しく、迫力のある風景に惹かれたことだったという。

「自然が背景にあるのではなく、人と自然が共に生きている、そんなふうに感じられて、ここで暮らしてみたいと思いました」(あかりんさん)

そして実際に、自然と利便性のバランスが良い安曇野市に、愛知県から移り住んだそうだ。

「毎日、毎秒変わる景色や季節の移ろいに心を動かされながら暮らしています。 川で釣りをしたり、作物をおすそ分けし合ったり、ここには自然な心の豊かさがあって、本当に移住してよかったと感じています」

あかりんさんはグラフィックデザイナーで、夫と共にデザインの会社を運営しているという。もともと住んでいた愛知県にクライアントが多くいるため、夫は愛知と長野での二拠点生活をしているとのこと。「最近では、長野県内でもご縁が少しずつ広がってきており、嬉しく思っています」と語る。

まずは二拠点生活をしながら、長野県に根を張っていく。そんな暮らし方も素敵だ。

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