<連載>スーパー玉出「激安メシ」の世界
文・写真 Met
海鮮丼(?)
大阪でよく見かける激安スーパー「玉出」。1円セールなどでおなじみですが、値段だけでなく個性的な品揃えにも一見の価値アリ。
そんな「玉出」のお惣菜コーナーを筆者が物色し、実際に食べてレビューします!
今回見つけてきたのは「海鮮丼」(税込429円)と名乗るコチラの商品。
「売れてます!」と豪語していますが、どう見てもご飯の姿がありません。一体どういう
海鮮の下には――

ラップを開けてみるとこんな感じ。マグロとサーモンの切り落としが詰め込まれていました。
海鮮に次ぐ海鮮。米は影も形もありません。やはり「海鮮丼」とは言い難いですが、これだけ魚が入っていると逆にお得だとも思えてきました。
せっかくなので、まずはお刺身として頂くことにします。

マグロはブロック状に切り落とされており、筋が強めに入っていました。しかし、鮮度は文句ナシです。

サーモンも筋は強いですが、薄く切られているのでそれほど気になりません。
脂がしっかり乗っており、小さくてもかなりの満足感です。
丼よ、来い
ただ、「海鮮丼」を買ったのだから、海鮮丼が食べたいですよね。

というわけで、一緒に「白ご飯(小)」(税込181円)を買ってきました。合計で税込み610円です。

すべての刺身をご飯に乗せてみました。
バラエティ豊かな切り落としとパックの即席感が、市場のお得メニューを彷彿とさせます。早速食べてみましょう。

まずはマグロの方から頂きます。
ご飯との相性の良さは、言わずもがな期待通り。部位ごとに味がかなり変わるので、食べていて飽きが来ません。

酢飯ではないので、サーモンの脂も程よいバランスで楽しめます。
大ボリュームでしたが、あっという間に完食。
ということで今回はスーパー玉出の「海鮮丼」と名乗る商品を紹介しました。
もはや嘘でしかありませんでしたが、刺身として購入してもかなりの満足感があると思います。
名前の通り海鮮丼にするのも良し、ブツ切り感を生かすなら流行りのポキ丼にするのもオススメですね。
気になった方は、ぜひスーパー玉出へ探しに行ってみてください!