「おや?田んぼになんか珍しい色のザリガニがおるな?」

そんなポストがX上に投稿され、話題になっている。

高知・四万十川の近くで木製のおもちゃや椅子を制作している「simanto工房」のXアカウント(@simantokoubou)が2025年7月22日に投稿したのは、澄んだ水の中にいる、奇妙な青紫色のザリガニだ。

その鮮やかなメタリックカラーはまるで、SFの世界から飛び出してきた謎の生物のよう。

実はこのザリガニの正体は、「おもちゃ」。クレーンゲームなどの景品になっている『生物図鑑キッズシリーズ リアルザリガニ』ではないかと思われる。

simanto工房の呟きには、3万件を超えるいいねのほか、

「私も去年、似たようなのをイオンで捕獲したわ」
「お、メタリックバイオレットザリガニですね。うちのゲーセンにもかつて生息してた」
「Amazonにいそうだなぁ」

など、その〝生息地〟に関する声のほか、「このザリガニよりも日本の水、自然の美しさに目を奪われました」と水のキレイさに驚く声もあった。

田んぼの持ち主でもあるsimanto工房の〝中の人〟はJタウンネットの取材に対し、「四万十の自然と自然界に無い色の虫でもその自然と調和して、こんな田舎でも注目されるのが嬉しい」と喜びのコメントを寄せている。

「アマゾンにいそう」「似たようなのをイオンで捕獲した」 田ん...の画像はこちら >>

いくらザリガニの見た目が奇抜でも、ただの川の中にいたのではここまで人目をひかなかったかもしれない。四万十の自然の美しさ、澄み切った水が、その存在感をより目立たせている。(ライター:Met)

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