京都府在住の20代男性・Sさんはその日、カキで有名な兵庫県赤穂市を訪れていた。
そこで飲み物を買うために、地元のスーパーに立ち寄ったのだが......。
<Sさんからのおたより>
友達と一緒に、地元・京都から兵庫県の赤穂へ牡蠣を食べに行った時の話です。
初めて入るスーパーで飲み物を買おうとして、会計の際に「電子マネーで」と伝えると、対応していないといわれました。
慌てて財布を出そうとしたのですが、車の中に置いてきていて......。
たった数百円が払えずに...
たった数百円が払えずに焦っていた僕は、「すみません、持ち合わせがなく、また後ですぐ来ます!」と行って店を出ようとしました。
しかしその時、僕を呼び止める声がしたのです。
「僕! おばちゃんが買ってあげるよ」
慌てて振り返ると、50代くらいに見える女性客が袋詰めをしながら笑顔でそう言ってくれていました。
驚きつつ、「えっ、、いいんですか?!」と言うと、「孫と同い年くらいの子や、孫みたいなもんやし、かまへんよ笑」と笑って言ってくれました。
彼女の言葉に、その場に居合わせた人たちも笑顔になっていました。

世の中、こんな心優しい方がいて、こんなに、みんなが笑顔になれるんだ。
そう思いました!
あの時はありがとうございました!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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