冷蔵庫のドアを開けるとヒンヤリ涼しいが、それどころか背筋が凍り付いてしまいそうな〝中身〟がX上で注目を浴びている。

冷蔵庫の中段に、サメの頭が、はえているのだ。

な、なぜ......?

もしかしてこれって、いわゆるサメ映画のワンシーンなのだろうか? あの手の映画では、もはやサメってどこにでも現れちゃうし......。冷蔵庫の中から現れるのだって、アリかもしれない?

――と、現実逃避したところで、「冷蔵庫にサメの頭」は現実の光景である。

どうしてこんなことになったのか。2025年8月14日に話題の写真を投稿したXユーザーのいのししの人(@inoshishinohito)さんに話を聞いた。

日常に潜む非日常

冷蔵庫を開けると〝生首〟がコンニチハ 恐怖の光景に4.7万人...の画像はこちら >>

いのししの人さんは、様々な動物の骨格標本を制作している骨格標本士。

亡くなったペットを標本として残したいという依頼を受けて標本を作ったり、未利用魚や駆除された動物などを標本にして販売したりしている。

冷蔵庫に鎮座していたのも、骨格標本の材料の1つ。ヨシキリザメの頭部である。

「普段は大型の標本用の冷凍庫で保管しているのですが、捌く時間がなく、また翌日には捌く予定だったので、ちょうどスペースが空いてた冷蔵庫に入れました」(いのししの人さん)

かなりインパクトのある絵面だが、いのししの人さんの家では「割と普通な光景」であり、見慣れてしまっているんだとか。ただ、「客観的に見るとびっくりしますよね、、、。」とこちらの気持ちにも寄り添ってくれた。

これが自分の家の冷蔵庫だったら......と想像すると腰が抜けそうになる光景に、X上では4万7000件以上のいいね(18日朝時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「こわい!こわい!」
「一般人なら普通に叫びそうな案件ですな。
w」
「知らずに開けたら一瞬頭が混乱する」
「上手(JAWS)に入れたね」
「B級サメ映画『フリッジ・シャーク』」
「サメ映画だったら冷蔵庫を開けた瞬間にサメの首が飛んできて捕食してくる」

こうした反響に対し、いのししの人さんは

「冷蔵庫っていう日常と、サメの頭っていう非日常が合わさり若干狂気じみた感じで楽しんでもらえたのかなと思ってます。早く骨格標本にしてお見せしたいですね」

とコメントしている。

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